ルートはデュッセルドルフ - アムステルダム - 関空。
オランダのアムステルダムで乗り継ぎです。
当日早めに空港に着いたので、スタバで umi とふたりでお茶して余裕な出発でしたが・・・(このとき朝10時)
アムステルダムで前代未聞な雹が降ったとかの悪天候のため、デュッセルドルフ発の便が遅れて5時間待ち。
こんなに遅れるなら便をキャンセルしてくれればいいものを、私たちの便はキャンセルされない。
仕方なく待って、5時間遅れで出発。この時点で日本への便は飛び立っています。
アムステルダムに着くと空港は大混乱。なんとかして日本への便を確保しないと。
係員は全ての情報を把握していないので、いろんな人に尋ねて右往左往し、最終的に出国して出発ロビーに戻り、KLMのカウンターに並びました。カウンターははるかかなたの長蛇の列。
5時間並んでカウンターに辿りついた時には0時を過ぎ。
次の日の関空行きは満席のため、成田経由の便しか取れず、しかもホテルは満室なので空港で寝てね、とのこと。
端っこのゲートを探して、誰もいない空港をウロウロ(冒頭写真は人っ子一人いないチェックインカウンター(笑)。
そして辿りついたその日の寝床が、このパイプベッドです♪
この頃にはもう疲労もピークでいろんなことがおもしろくなってきて、写真なんて撮ってます。
でもカウンターの列に日本に帰れるかもわからず並んだ5時間は、きつかった。
umi も恐らく状況を察してか、文句も言いませんでした。
何も喉を通らないし、何も飲んでいないので、トイレにも行かない。
幸い、同じ境遇になった日本の方が2人いらっしゃって、一緒に行動しました。
お二人ともいい方で、心強かった。一人なら泣いてました。
このお姉ちゃんが umi とずっと遊んでくれて、umi はほんとに楽しかったみたい。
空港で一晩過ごし、まだ眠いのに6時頃にはパイプベッドが強制撤去。
17時発の成田行きまでほぼ1日、空港で時間をつぶしました。
アムステルダム発の便は無事に離陸し、次の日のお昼頃に成田着。
そこからまた5時間待って、関空行きの便に乗り、最終的に家に着いたのは夜21時過ぎ。
とっても長い行程でした。
成田で『Youは何しに日本へ』の収録やってました。見たことないけど(笑)。
次またKLMを使うかと聞かれると、ん~、経由便は当分使いたくないなぁ。(誰にも聞かれないけど。)
なんというか、対応の悪さが際立った。
デュッセルドルフで出発が遅れた際、何の情報も乗客に与えられなかった。
出発パネルには便名・時間・ゲートが出ているのに、出発ゲートには出発時間を過ぎてもKLMの職員が誰も来なかった。
ゲートのモニターにもなにも表示されない。
出発時間を30分過ぎて、やっと職員が1名やってきた。
でも彼は釈明をするでもなく、説明をするでもなく、
自分はなにも情報を持っていない。1時間後に情報を出すからそれまで待て、の1点張り。
キャンセルされれば代替便をアレンジするが、されないかぎり待つしかない、と。
ひとしきり質問に答えたら去って行き、1時間後まで戻ってこなかった。
この繰り返しが数回。
そしてアムステルダム空港の職員も、誰も情報を把握していなかった。
誰に聞いても情報が小出しにしか出てこなくて、しかも間違ってたり。
乗り継げない乗客が大量に出ることは分かってるんだから、もうちょっとなにか方法はなかったの?
今までにないような悪天候だからって、仕方ないんだろうか・・・
私の携帯がドイツ以外で使えなかったので、アムステルダムで何もできなかったのは問題だったかなぁ。
デュッセルを出発前にもっとなにか手立てを考えればよかったのだろうけど、もうゲートまで来ちゃってるし待つしか思いつかなかった。こういう場合、どうすればいいんだろう??
小さな反省点として、次回から長距離フライト時には、携帯の充電器、基礎化粧品、替えの下着くらいは機内持ち込みカバンに入れとこうかな、と思っている次第です。
あー、でも当分日本へのフライトは直行以外やだな~~~。