1週間、ですね。
普段はつけない日本のライブTVをつけっぱなしにして、画面から目が離せない状態でした。
原発事故まで起きて、不安にさいなまれました。
他の理由もありましたが、なんだか立ち止まってしまっていました。
MIZUKI YUU さんのブログの記事を読んで、まさに自分が『不安状態』にあることに気付きました。
以下にその記事を転載させていただきます。
もし必要とされている方に、想いが届けば…
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【災害時のメンタルケア】
◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。
今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。細々意識してみることをトラッキングといいます。
自分自身に対するサポートを最初にしてください。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。
こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!***
トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。
サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にもたらすネガティブなインパクトは甚大だったといいます。
◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。
◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。
その時の自分の思いを言葉にして、所属するコミュニティでシェアしたり、身近な人に伝えてみてください。
もちろん、手段はメールでも構いません。
「メールに書きながら落ち着いてきました。大丈夫です」とおっしゃる方、多いです。
自分を見失うことなく
冷静な判断ができるように。
命が守られますように・・・。
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【災害時のメンタルケア】は、
トラウマ療法であるソマティック・エクスペリエンス®(SE)の療法家(米国在住)から届いたサポートメールをSEプラクティショナーであり臨床心理士の藤原千枝子とSEトレーニーであり臨床心理士である牧野有可里がまとめたものである。
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以上、長くなってしまい、すみません。
被災していない私たちこそ、過剰な情報に心を流されずに、しっかりと日常生活を送らなければ。
支える側の私が立ち止まってどうする。
被災地のことを想いながら、こうやって普段の生活を力強く送ることが、支えることにつながるのだから。
無力感を持つ必要はないんだ。できることをやればいい。
遠く離れていると、日本についてより敏感になる気がする。
それにしても、今回のことで周りのドイツ人や他の国のお友達が「日本の家族は大丈夫?」と心配してくださいました。
アパートのお隣さんもドアをノックしてくれて、尋ねてくれました。
2年前に宿泊して、数回メールでやり取りしただけのフランスのB&Bのご主人からも、「避難場所が必要だったら提供できるから、言ってね。」とのメッセージ。
とても心が温まりました。
ひとりではない、ということに、感謝。