今日のランチは行き当たりバッタリで。
リクヴィルの旧市街にある、雰囲気のよさそうなお手軽レストラン。
テーブルセッティングもなんだか素敵。
ちなみに、ランチです。暗いけど(こちらでは普通)。
Tradition du Terroir Alsacien アルザスの地元伝統料理定食(ってたいそうな)を。
前菜はTarte Flambée タルトフランべ(アルザス名物薄焼きピザ)。
デザートはラムレーズンアイスがクグロフの形で。
ピザ好き umi ちゃん、モリモリ食べます。
メインは Jambon Rôti à la Broche ハム、ポテトサラダと野菜ソテー添え。
期待していなかったのもあって、なんだか美味しかった♪
特に野菜のソテーがカレー風味で◎。
umi はどこでもズンズンひとりで歩いて行っちゃいます。
2歳児にして、一匹狼??
でも子供がひとりで歩いてるのに気づくと、けっこう「ええっ!」てビックリされるのですよ・・・ ヨーロッパのお子様はどこでもちゃんと保護者と手をつないで行動するのでしょうか。
いやこれ、どこ行ってもそうなのです(恥)。
怪訝そうな顔くらいならまだいいんだけど、人によっちゃあ叱られます(涙)。
どうしたら手をつないで歩いてくれるのか、誰か教えて下さい。その通りにします・・・
ま、このお方の場合、シマジロウ氏が一緒ならなーんも怖くないんですけどね・・・
といいつつ、お犬ちゃまにビビる。
斜面もすべて、葡萄畑。まさにワイン地帯。
今回2軒目の Degustation ワインの試飲をするために、
Marcel Deiss マルセル・ダイス へ。
立派なドメーヌに、立派な試飲ルーム。従業員のお兄さんは、「あまりプロフェッショナルではないので詳しい説明はできませんが、よろしいでしょうか。」なんておっしゃいます。
もちろん、十分です。
1軒目は立って飲んだのですが、ここは座るのが基本なよう。
また場違いかしら、、、と思いつつ席に着くと、テイスティングできるワインのリストを渡されます。それぞれの説明が書かれていて、お兄さんが簡単にこのドメーヌのワインの基本を説明してくれます。
お兄さんが説明する間も umi は落ち着きなく大きな声でしゃべり続け、、、明らかにお兄さんはイラッ。
退散すべき? と思いながらも1本目を飲むと。 むむむーっ。ここのワイン、すごく美味しい~!!
Gewurztraminer、赤、1級の品種混合 Huebuhl、特級(グラン・クリュ)の Altenburg の4種類を試飲。
とにかく最初の香りがフローラル。お花の香りがふわっと広がる。すごい。
わたしたちがかなり嬉しそうに飲んでいるのを見たからか、気づくとお兄さんも笑顔の対応になっていました。最後は言わなくても開いてるページのを持ってきてくれました。いやほんと、ここすごい。美味しくて楽しくて、ここへ行くためにもう一度アルザスに行きたい!と思う。
マルセル・ダイスはアルザスで注目の作り手。アルザスワインは単一品種が基本だったのですが、今のご当主が品種より Terroir 畑の土壌? の性質を優先すべきとの考えから、品種を混合してワインを作っています。それはアルザスではとても例外的なことだったらしい(戦後の話)。
今ではここのワインは絶賛され、高級レストランで扱われています。
それにしても品種や作られた年、土壌によって同じ作り手でもこんなに違う味になるんだ。
ワインのことはよくわからないんだけど、すごく美味しいことはわかる。
あー、もっと買っとけばよかったなぁ・・・ おいしかったなぁ・・・
またまたほろ酔いで、次の村 Ribeauville リボーヴィレを歩きます。
あ、あんまり写真撮ってなかった(汗)。
リボーヴォレは村というにはちょっと大きめ。
メイン通りは観光客で溢れているのですが、車がビュンビュン走ります。
落ち着いて歩けないよ…
てことで、パティスリー
Gilg で夕飯(て、またケーキ)を買って、帰路に着きました。
今日の夕飯は、アルザスワイン、フェルベールさんのお惣菜と、ケーキ。
お肉のパイ包みも美味しかったけど、ニンジンのサラダがとっても好み!
ん~、このお店の近くに住みたい。
Gilg さんとこのはお店の雰囲気通り、洗練されたケーキでした。
あ~、今日も美味しかった!
★★ Restaurant d'Brendelstub(ランチ)
48, Rue du Général de Gaulle
68340 RIQUEWIHR
★★ Pâtisserie Christine Ferber
18, rue Trois Epis
68230 Niedermorschwhir