ヴェネツィア旅行記、続きです。
ランチの時間ですが、短い滞在期間で美味しいものを食べたいとなると、難しい。
観光客がわんさと訪れる町なので、歩けばレストランに当たります。
ネットの情報をもとに、ヴェネツィアの対岸の島 ジュデッカ島にある魚料理のお店へ行きました。
お値段も手ごろです。
★ La Palanca
Giudecca 448
30133, Venezia
Tel. 041-5287719
ランチ時間のみ営業
12:00-14:30
Antipasto Misto di Pesce 魚介の前菜盛り合わせ。
アンチョビのマリネ、シャコ、鰯の南蛮漬け、なんかわからないピンクの身のカルパッチョ。ピンクの身は柔らかくて大味でしたが、他は新鮮なお魚で満足。
Primi piatti は Ai Gamberetti e Porcini 小エビとポルチーニ茸のパスタ。
これは私にはポルチーニの香りがきつかった。ポルチーニ大好きなんだけどなぁ?
Secondi Piatti メインは Baccala Mantecato 干しダラを水で戻してオイルで和えたヴェネツィアの伝統料理。ポレンタというトウモロコシの粉からできたお焼きのようなものが付け合わせ。
これが、とってもナイスコンビネーションで、おいしい♪
タラの味がたまらない~。やっぱり日本人は、魚ですな。
umi 用にトマトのパスタを用意してくださいました。後でレシートを見ると、多分請求されていないんだけど… このトマトソースが、とーってもおいしかったのです。
umi ももちろんムハムハ食べました。
そしてデザートのチョコレートタルトが、絶品!
濃厚で細かく入ってるナッツが効いていて。リキュールも入っています。
1人1個でもペロッと食べちゃえそう。
シメにエスプレッソを。最近エスプレッソの美味しさに目覚めてきました。
ヴェネツィア本島に戻る途中で、サン・マルコ広場の対岸の島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ寄りました。
島の名前のついた教会。
17世紀完成。
内部にはティントレットの作品が、たくさんあります。
エレベーターで鐘楼に上がることができます。
鐘楼からのサン・マルコ広場の眺め。
高潮で水浸しになることが容易に想像できる。
鐘楼の右側はドゥカーレ宮殿。右の角部を大規模修復中で、嘆きの橋の両側まで青空になっちゃってました。
ジュデッカ島の鐘楼は、ヴェネツィアを取り巻く島々が眺望できてなかなかよいです。
ヴァポレットでヴェネツィアに戻って来ました。
レストランの店先で、お客様を待つ手長海老くんたち。
「いやぁ~、よーさん人が通りまんなぁ。」
「それにしても氷、冷たすぎちゃうか?」
ゴンドラと恋人たち。
言葉はいらない・・・よね。
住んでるのかな…?
これだけたくさんの古い建物がよく残っているものです。
Ponte di Rialto リアルト橋。
16世紀末。
この日は普通ですが、次の日のメーデーは人でごった返していました。
ヴェネツィアにはそこかしこに運河があり、運河には橋がかかっています。
橋=すべて階段。
ベビーカーにはつらい。
スロープがあったのは2か所だけ。
旦那サマ、お疲れさま!
ちなみにリアルト橋は、階段を見ただけで渡るのをやめました…
ケーキ、といってもヌガー系?
これも劇甘な予感。
次の日に通ると、1切れ売れていたような?
かなり歩きました。
こじんまりした広場のカフェで、一休み。
ほとんどのテーブルでこれを飲んでいたので、指さし注文。
Spritz スプリッツという、ヴェネト州でよく飲まれるカクテル。
Aperol アぺロール(リキュール)
白ワイン
発砲水
カンパリかと思ったら、違うんだね~。沈んでいるのはオリーブ。
アぺロールは空港でも売ってました。
剥がれかけた壁がまたいい味を出していて。
配管が壁を伝っているのをよく見かけました。
脇の小路(小水路?)に入ってみたい…
あ、ゴンドラか水上タクシーなら行けます。
夕飯はホテル近くのスーパーでお惣菜を買いました。
緑の野菜のキッシュ、複数の野菜の煮込みがのってるパイ、茄子のグリルマリネ、鯖のマリネ。
茄子と鯖が予想以上にとっても!美味しかった。
普通のスーパーでこんな美味しいお惣菜を売ってるなんて、イタリアの主婦は楽チンでいいなぁ…