今日はバルセロナ郊外の標高1235mの岩山に建つ修道院を訪ねます。
FGC(カタルーニャ鉄道)に乗って、片道1時間ちょっとの道のり。行先は Montserrat モンセラット。
郊外の町を幾つか抜けて、見えてきたのはこの岩山!
遠くに動いている黄色いロープーウェイに乗って行きます。
このロープーウェイ、けっこうな高度差を結んでいますが、所要時間ほんの5分!
あっという間に岩山が目の前に近づいてきます。
岩のひとつひとつは大きいっ!下に見える建物は修道院に付随する施設やお土産物屋さんです。
修道院の建物。
モンセラットはキリスト教の聖地です。12世紀に羊飼いが黒いマリア像を洞穴で見つけて以来、多くの巡礼者がここを訪れるそう。
修道院の教会入り口。
今でも80人の修道士たちがここで生活しています。
教会内部。奥の中央明るい部分に、黒いマリア像が安置されていて、信者さんたちがケースにキスしたり、お祈りしているのがみえます。
ガイドブックには像の前まで行けると書いてあり、入り口右側には長蛇の列ができています。でも私は行くべきではないかな、と思い、やめました。。
教会内には静謐な空気が流れています。
このステンドグラスはとても美しかった。
マリア様の表情がとってもよくて。
この教会も立派な装飾で飾られています。
モンセラットから下を見下ろすと、絶景。
午後早くにはバルセロナに戻ってきました。
今日は最後のディナー。おいしいとお友達に教えてもらったシーフードのお店を予約してあります。
それにしてもお昼ご飯をほとんど食べていないので、お腹がすいちゃいました。
夕方に、先日行ったタパス屋さんでちょっとひっかけました。
Bunyols Bacalls タラを塩漬けにして干したバカラオのフライ。
そしてこの旅一番のディナーが始まりました。開店は20:30。予約していないと入れません。
生ハム、生野菜、Pan con Tomate フランスパンにニンニクとトマトをこすりつけたもの。この生ハム、他の店より断然おいしかった。
蒸しエビ(ゆで?)、魚のすり身のフライ。
ハマグリのような貝の蒸したの、そしてこの長い貝はなんていうのかな?
この長い貝、クセが少しあるけど歯ごたえがよくて、おいしかった。
伊勢海老とみまごうような大きなエビのグリル。小魚のフリット。
このエビ、プリップリで、これまで食べた中でベストかも。しかもハサミの中の肉は生!おいしいっ。
エビのグリル、魚のフライ。エビはミソがたくさん入っていて、濃厚~。魚はクセがあって、私は無理でした。
店内はこんな感じ。テーブルはすべて予約で埋まっていました。
このお店、英語が通じないんです。一度お昼間に来たらもう終わっていて、次に夕方に来た20:30まで閉まっていると言われ、これが三度目の正直。ホテルで予約してもらいました。
最後はカレイ。私はここでもうお腹いっぱい、ちょっとしか食べられませんでした。残念。
最後のフルーツ盛り合わせのイチゴに、umi は大喜び。
お魚好きなので、いろんなものを食べてくれました。
このディナーには落ちがあって、入店した時にちゃんと名前を言ったのですが通じておらず、テーブルに書いてある名前は違う人。でも予約したし、日本語の名前なんてわかりにくいし、きっとこれだと思って気にせず食べてました。
終盤にさしかかったとき、お店のお姉さんが、「アラキが来てないねぇ!」みたいなことをスペイン語で言ってます。ざざーーー(汗)。なんと違う人の予約したメニューを食べちゃったのでした(私たちはメニューは決めてなかった)。でもお姉さんは、「ぶらぼー!」となぜか言っていたので大丈夫だったのかな?コースしかないし、何が出るかはきっと当日でないとわからないので、きっといいんだいいんだ、と自分で納得。
思いのほか高いディナーになってしまいましたが、普段日本でもあまり食べられないシーフードをお腹いっぱい食べられて、とってもシアワセでした。あ~、ほんとにおいしかった!
◆EL LOBITO
Carrer de Ginebra 9, Barcelona
Tel: 933 199 164
そんなこんなで今回の旅も無事に終わりました。
長い文を最後まで読んでくださって、お疲れさまでした!
私も書きつかれた~!